A shopper cuts open red capsicum to discover family of caterpillars
きのうの続きです。いい文だったんで。
表題の文の "to 不定詞" ですが、副詞的用法ながら「~するために」ではなく、「(結果として)~した」という「そして」っぽい意味になってます。
これ、よく出てくるので気をつけてください。「買い物客が赤トウガラシを切って開けたら、いも虫の一家が見つかった」。「いもむしを見つけるために、唐辛子を切った」では決してありません。
cuts open は動詞が二個並ぶ形。You had better go see a doctor. = go and see / go to see と同じ意味。三単現の "s" が一個目の動詞にしかついてないので、cuts open = cuts to open ですかね。
この記事の最初の文、わかりますか?
It's The Very Hungry Caterpillar - the sequel.
なぜ "The Very ..." の部分が斜体になり、かつ単語が大文字始まりになってるのでしょうか。
こういう場合、たいてい何かの題名とかけてます。これは、絵本でおなじみの「はらぺこあおむし」
これ、海外の作品だったんですねー。オーストラリアの新聞にまで引用されるなんて、世界中で大ヒットのようです。
じゃあ、そのあとの "- sequel" は? sequel = 続編。よって、「はらぺこあおむし -- その続編」となるわけです。
これはスーパーで野菜を買う話ですから、日常的に使われる単語の習得チャンスです。
veg = vegetable、chop = (たたき)切る、stir fry = いためる、いため物、supermarket chain = スーパーマーケットチェーン、larva / larvae (複) = (昆虫の)幼虫,crunchy = カリッとした、bug = 虫、flick out = ピシッとはじきだす、rinse = すすぐ、洗う、refund = 払い戻し、replacement = 交換
stir fry と larva は受験では出ないかもしれませんが、向こうで生活するんなら必須単語です。英語に「受験英語」も「生活英語」もありません。この際、全部覚えてしまいましょう。