I can get this for real.
同じく xkcd.com から。4コママンガコーナーもあります。今日は英語でのつっこみの勉強。
「じゃ君の番ね。スパイスガールズの名前、全部言える?」というお題を出された髪のあるほう(たぶん女)は、ここからずっとボケたおします。これにハゲのほうが突っ込むだけの一節ですが、そもそもスパイスガールズ、知ってますか?
ベッカムの嫁のビクトリアがいた英国の5人組のガールズグループです。Wannabe はロンドンオリンピックでも演奏されました。まあ、聞けばわかりますよ。Go YouTube.
そして彼女たちには一人ひとりニックネームがありました、なぜか。Baby Spiceとか、Sporty Spiceとか。ベッカムの嫁のビクトリアは Posh Spice (posh=上品な) でした。恥ずかしいですね。たのきんトリオかっ。
だから、答えるほうはいちいち、なんとかスパイスみたいに答えてるんですね。5人いて、なんとかスパイスみたいな呼び方だったなー、という前提があってのボケです。
最初の5つは「感覚」。聴覚、視覚、嗅覚、触覚、味覚スパイス。「それは五感やろ」
否認、怒り、交渉、抑鬱、受容スパイス。「それは嘆きの段階」
戦争、飢餓、疫病、死スパイス。「答えようとも思ってないんちゃうか」
「ちょっと待って。これはマジ。」
ここの、"get this for real" は、get の持つ守備範囲の広さを表してますので、要注意。get A B で、「AをBにする」ですが、Bにはなんでも入るってことですね。
Let me get this done first. = まずこれ(僕に)終わらさせて。
What we have to do is to get this issue back on track. = 僕らがしなくちゃならないことは、この問題を再び軌道に乗せることだよ。
Bの部分には結構なんでも入るんですね。で、この "for real". 本気の、マジの、という意味なので、「(今度は)マジにできる」ということですよね。
めんこ、おはなし、サラ(女性の名前)、ジェンダー(性)、クジラのひげスパイス。
最後の "Close enough." は、「近いね」くらいの意味。直訳は「じゅうぶん近い」。
よく会話で使われる "Enough said." = じゅうぶん言われた --> 「もうわかったよ」 という表現がありますが、ちょっと似てますね。"Nuff said." なんて表記されたりもします。(イナフの最初のイが速く言うときに聞こえないことから)
しかしこの4コマまんが、最後のオチが弱いですね。意味のない言葉をランダムに並べて、「もうええわっ」だけですか? それともあの言葉たちには何か特別なつながりでもあるんですかね。。
あ、わかった。元のニックネームと音が似てる単語を集めたのか。。。
Posh Spice --> Pog Spice
Sporty Spice --> Story Spice
Scary Spice --> Sarah Spice (あまり似てない。。Sara Smile by Hall and Oates??)
Ginger Spice --> Gender Spice
Baby Spice --> Baleen Spice
でも、依然としてオチとしては。。。理系くんの考えるギャグはこんなもん? まあ、ゆるしてやるか。